【注目のリリース】日本アジアグループの国際航業が写真や動画だけで高精度な3次元(3D)測量データ作成サービス

新製品&新技術NOW

 日本アジアグループ<3751>(東1・売買単位100株)の主要な事業会社のひとつ国際航業(東京・千代田区)は8月19日、ドローン(無人航空機・UAV)で撮影した写真や動画だけではなく、地上撮影のものも利用して短時間で高精度な3次元(3D)の測量データを作製する3次元空間情報解析クラウドサービス「KKC-3D」を同日開始したと発表した。土木工事の建設現場などは、3Dメッシュ、デジタルオルソ画像、数値地表モデル(DSM)等でダウンロードでき、関連するマニュアル・要領で定める成果を作成できる。

 国際航業は航空測量の大手。3次元データの活用は、建設・土木工事やインフラ管理の分野を中心に本格化しているが、しかし、3次元データの解析作業には高度な専門知識が必要で、処理を行う専門ソフトは高価であるなど、誰もが3次元データを作成できる環境はまだ整っていないのが実情だ。こうした状況を踏まえ、同社では、これまで蓄積してきた先進的な測量技術やノウハウを一般化し、3次元データの作成をサポートする。

 なお、本サービスを利用するには、最初に、国際航業が実施する「ドローン(UAV)運航・3次元計測スクール」でドローンによるデータ取得の基礎を習得するという。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る