7月上場のインソースは底堅く業績・配当予想の増額修正を見直す

株式市場 銘柄

■講師派遣型研修や公開講座など展開し受注が想定を上回って推移

 講師派遣型の研修や公開講座などを展開するインソース<6200>(東マ・売買単位100株)は31日の後場、13時を回って684円(前日比変わらず)の前後で推移し、このところの軟調相場から下げ止まる様子を見せている。

 2016年7月21日に上場し、8月19日に業績見通しと配当予想を各々増額修正。公開講座の受注件数が想定を上回って推移していることなどを要因に、2016年9月期の連結経常利益は、上場時に公表した見通しの4.05億円を4.57億円の見通し(前期比では14.8%の増加)とし、増額後の予想1株利益は36円56銭とした。また、9月期末配当は当初予想を1円50銭増額して5円50銭の見込みとした。
 
 上場後の7月26日には1092円まで上げたことがあり、このときよりも業績・配当の見通しが拡大したため、全体相場の動向によっては7月高値を上回っても不自然ではないといえる。

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