【株式市場】NY急落の影響で日経平均は一時318円安だが円高進まず個別株は強い

株式

◆日経平均の前引けは1万6743円32銭(5円83銭高)、TOPIXは1314.50ポイント(1.26ポイント高)、出来高概算(東証1部)は昨日に続いて少なく5億8513万株

チャート14 9月12日(月)前場の東京株式市場は、NYダウの急落394ドル安などが影響し、自動車株などが軒並み安。日経平均は217円安の1万6748円で始まり、やや持ち直したが11時にかけて一段安の318円24銭安(1万6647円52銭)まで下押した。ただ、株安の際に頻発する円高が今回はそれほど目立たず、前引けは257円03銭安(1万6708円73銭)となった。主な株価指数はさすがにそろって安い。

 東証1部の出来高上位30銘柄の中で値上がりした銘柄は第一生命保険<8750>(東1)のみとなり、個別物色の中、Hamee(ハミィ)<3134>(東1)が米アップル社のスマートフォンの新機種「iPhone7」「iPhone7 Plus」の最新ケースなどで商機到来と注目されて上げ、カナモト<9678>(東1)は四半期業績発表などを受けて反発。土壌汚染対策などのエンバイオHD<6092>(東マ)は東京・築地卸売市場の移転問題が言われて急伸。ベクター<2656>(JQS)は引き続き新ゲームなどが期待されて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は7億8683万株、売買代金は8301億円。1部上場1975銘柄のうち、値上がり銘柄数は247銘柄、値下がり銘柄数は1637銘柄となっている。

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