上場5日目の串カツ田中は「半値押し」水準にさしかかり反騰の頃合い測る

串カツ田中

■「初押し買い」は外れるが一気7割高のため値固めを経るコースも

 上場5日目となった串カツ田中<3547>(東マ・売買単位100株)は21日、5700円(100円安)で取引開始となり、2日続けて反落模様となっている。特段、手控えにつながる材料は聞かれず、9月14日の株式上場(公開価格3900円、初値4425円)から16日の高値6630円まで一気に駆け上がったこともあり、目先的な一服との見方が出ている。

 公開価格から高値まで7割高の急伸。新規上場銘柄の中には2倍、3倍の急騰を演じる銘柄もある。昨20日は「初押し」(騰勢が始まって最初の反落)を入れ、経験則的に反騰するコースが期待されたが、21日は反動安の調整メドのひとつとされる「半値押し」水準で値固めを行う形の反騰が注目されている。半値押しの水準は、公開価格からの上げ幅で計算すると5265円、初値からの上げ幅の半値押しは5527円。21日は、そろそろこの水準に差し掛かってきたため、反騰の頃合いを測る様子がある。

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