東京・豊洲市場の「盛り土」問題巡りダイセキ環境ソリューションなど高い

株式市場 銘柄

■東京都の小池知事が経緯や安全性を再検証する姿勢を示し、連想買い

 土壌浄化などのダイセキ環境ソリューション<1712>(東1・売買単位100株)は13日、大きく出直って1260円(31円高)で始まり、9月1日以来の1260円台回復となった。東京・築地卸売市場の移転先である豊洲市場の「盛り土」問題を巡り、東京都の小池知事が経緯や安全性を再検証する姿勢を示し、連想買いが膨らんだ。

 今期・2017年2月期の業績は減益の見通しだが、株価は織り込み済みの印象で8月24日に1325円まで上げ、今年2番目の高値をつけた。当面はこの水準を目指すとの見方が出ている。

 土壌汚染対策のエンバイオホールディングス(エンバイオHD)<6092>(東マ)、建機レンタルのカナモト<9678>(東1)なども続伸の始まりとなっている。

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