やまびこが原油高など材料に2月以降の回復相場で高値を更新

株式市場 銘柄

■シェールオイル・ガス採掘の回復・活発化など見込む

 農業機械などのやまびこ<6250>(東1・売買単位100株)は6日の前場、947円(29円高)まで上げ、今年2月以降の回復相場で高値を更新した。「農業のIT化」政策に乗る上、NY原油が50ドル目前まで上げて約3ヵ月ぶりの水準を回復してきたことを受け、米国でシェールオイル・ガスを含めた石油・ガス採掘が活発化する可能性が言われ、これに関連する需要に期待する動きがある。

 同社の売上高は65%を海外が占め、調査筋の中には、米国に巨大ハリケーンが到来して大きな被害が発生するとチェーンソーや発電機などの需要が見込めるとの指摘がある。業績は円高の影響などにより強含み横ばいの見通しだが、株価にはチャート妙味が出てきたとの見方がある。

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