【銘柄フラッシュ】AppBankなど急伸し原油高を好感して出光興産などが活況高

銘柄

 6日は、NY原油が上げて50ドルに迫ったことなどが好感され、出光興産<5019>(東1)が4.7%高となって戻り高値を更新し、国際石油開発帝石<1605>(東1)は3.4%高、石油資源開発<1662>(東1)は2.5%高となり各々戻り高値を更新。

 東証1部の値上がり率1位はエコートレーディング<7427>(東1)の9.1%高となり、5日の取引終了後に業績予想の増額修正を発表して好感買いが集中。2位はわらべや日洋<2918>(東1)の8.2%高となり、第2四半期決算などが好感されて活況高。3位は日本特殊塗料<4619>(東1)の6.6%高となり、遮熱塗料などに注目とされて今世紀に入っての高値を更新。

 損保のSOMPOホールディングス<8630>(東1)は米社買収などを材料に6.5%高の大幅続伸。アーレスティ<5852>(東1)ホンダ<7267>(東1)ヤマハ発動機<7272>(東1)の2輪車の一部車種での協業が好感されて6.4%高の高値更新。小野薬品工業<4528>(東1)は話題の超高額がん治療薬の薬価引き下げが一巡とされて回復を強め4.7%高。

 AppBank<6177>(東マ)はクレジットカードなみの世界最薄バッテリーなどが材料視されて21.3%高と急伸。シンクロ・フード<3963>(東マ)は9月29日上場で東工大と「IoT」活用の研究開発発表が好感されてストップ高の16.8%高。上場3週間目の串カツ田中<3547>(東マ)は月次好調などが言われて6.8%高となり上場来の高値を更新。ストリーム<3071>(東マ)は新作ゲームに期待が強まり6.3%高と連日高。農業総合研究所<3541>(東マ)は「農業のIT化」政策に乗るとされて3日続伸4.1%高。ベステラ<1433>(東マ)は東証1部をめざすための流動性追加などが好感されて4日続伸となり3.4%高。

 ベクター<2656>(JQS)は新作ブラウザゲームに期待とされて3日連続ストップ高の19.3%高。放電精密加工研究所<6469>(JQS)は4日発表の四半期決算などが好感されて2日連続ストップ高の15.2%高となった。

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