【株式市場】、円安強まる場面あり日経平均は9月9日以来の1万7000円台回復

株式

◆日経平均の前引けは1万7024円76銭(164円67銭高)、TOPIXは1356.35ポイント(5.74ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億6516万株

チャート11 10月11日後場の東京株式市場は、円安基調が強まる場面があったほか、日経225種平均株価への寄与度が大きいソフトバンク<9984>(東1)が発行株数の8%を消却と伝えられて強かったため、日経平均は170円高(1万7030円)前後で小動きとなった。前場の195円66銭高(1万7055円75銭)は抜けなかったが前週末比で反発した。主な指数はそろって高い。

 NY原油の50ドル台回復が好感されて国際石油開発帝石<1605>(東1)などの石油関連株・資源株が高く、古河電池<6937>(東1)藤倉ゴム工業<5121>(東1)は「マグネシウム電池」関連株物色に乗り一時ストップ高。オリコン<4800>(JQS)は「マグネシウム燃料電池」に関連する地されてストップ高。ストリーム<3071>(東マ)は中国の大型連休効果などを材料に連日ストップ高。

 東証1部の出来高概算は16億6516万株(前引けは8億6793万株)、売買代金は1兆8741億円(同9200億円)。1部上場1984銘柄のうち、値上がり銘柄数は1132(同1285)銘柄、値下がり銘柄数は699(同555)銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、石油・石炭、海運、水産・農林、情報・通信、非鉄金属、ガラス・土石、金属製品、電気機器、などとなった。

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