イクヨは15年ぶりの復配など好感し21%高

株式市場 銘柄

■三菱自動車と日産自動車の提携効果が波及する期待も

 自動車用樹脂部品などのイクヨ<7273>(東2・売買単位千株)は27日の後場も急伸したまま13時にかけては21%高の165円(29円高)前後で推移し、出来高も激増。27日の取引終了後、今期2017年3月期末の配当を15期ぶりに実施すると発表。好感買いが集まっている。

 発表によると、平成14年3月期から無配を継続してきたが、平成27年6月25日に繰越利益剰余金の欠損填補を行い、財務体質の改善が進み復配に向けた環境が整ったこと、また、通期業績の状況等も勘案し、今般、1株当たり3円00銭の期末配当を実施する方針とした。15%の配当性向を当面の目安とし、将来的には30%程度の配当性向を目指すという。

 同社は三菱自動車(7211)との取引関係が強い。株価は2015年10月から16年3月にかけて160円前後から220円前後の幅でもみ合ったため、この水準まで上げると戻り待ちの売りが出てくる可能性があるようだ。ただ、三菱自動車と日産自動車(7201)の提携効果が波及してくる可能性があるため、性急な戻り売りは少ないとの予想もある。

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