インフォコムの4日の株価は、株式市場が連日の大幅下落の中、約5か月ぶりに1700円台を回復

株式市場 銘柄

■電子書籍配信サービスが順調に拡大、昨年より1ヶ月以上早い10月24日時点で100億円を突破

 インフォコム<4348>(JQS)の4日の株価は、株式市場が連日の大幅下落の中、約5か月ぶりに1700円台を回復した。

 31日に発表された第2四半期連結業績は、売上高193億36百万円(前期比3.2%増)、営業利益16億10百万円(同33.8%増)、経常利益16億23百万円(同30.0%増)、純利益10億47百万円(前年同期△11億円)と増収大幅増益で黒字転換となった。

 そのため、翌1日の株価は、出来高を伴い152円高の1697円で引けた。

 好業績の要因は、電子書籍配信サービスが順調に拡大したことで、ネットビジネスの売上高は95億02百万円(前年同四半期比15.3%増)、営業利益は12億45百万円(同94.6%増)と増収大幅増益となったことが挙げられる。

 もう一方のITサービス・セグメントは、ヘルスケア事業が診療報酬改定等による医療機関でのIT投資抑制の影響を受けた。また、企業向けSI案件等の下期偏重が拡大したことにより、売上高は98億34百万円(同6.3%減)、営業利益は3億64百万円(同35.2%減)と減収大幅減益となった。

 しかし、電子書籍配信サービスが計画を上回る売上となったことから全体では、好業績となった。

 電子書籍の市場規模は、インプレス総合研究所の調査によると、2016年度2280億円、2017年度2660億円、2018年度2990億円、2019年度3270億円、2020年度3480億円と順調に拡大すると予測している。その電子書籍市場で、国内最大級の電子コミックストア「めちゃコミック」を同社の子会社アムタスが運営している。

 「めちゃコミック」では人気コミックの先行配信、テレビCMの放映、無料購読キャンペーンを始めとした様々な施策により、昨年より1ヶ月以上早い10月24日時点で100億円を突破した。今期の売上目標は180億円を目指す。

 今期3月期通期連結業績予想は、売上高450億円(前期比11.6%増)、営業利益50億円(同12.9%増)、経常利益50億円(同9.7%増)、純利益30億円(同311.8%増)と過去最高益更新を見込む。

 株価は、株式市場の地合い悪化にもかかわらず逆行高と勢いがあることから、5月に付けた年初来最高値1897円奪回が期待される。

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