電通は小高い、強制捜査でも強く投資家の中には買い場探しの下げ待望も

株式市場 銘柄

■既存株主にとってはホッとひと息の状況に

 広告代理店の最大手・電通<4324>(東1・売買単位100株)は8日、堅調な始まりとなり、取引開始後に5180円(50円高)まで上げて2日続伸基調となっている。労働基準法違反の疑いで7日、本社・支社4ヵ所に強制捜査が入ったと伝えられたが、株価は引き続き5000円台前半での横ばい小動きが続いている。

 株価が横ばい圏を保っているため、既存株主にとってはホッとひと息の状況と思われるが、投資家の中には買い場探しの一環として下げ局面の到来を待望する様子もあるようだ。12月配当銘柄のため、安く投資できれば配当利回りは向上する。第3四半期の決算発表は11月14日の

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