伊藤忠商事は業績好調で目標株価の引き上げなど好感し年初来高値を連日更新

株式市場 銘柄

■対露経済協力関連銘柄として思惑視する動きも

 伊藤忠商事<8001>(東1・売買単位100株)は28日、年初来高値を連日更新する始まりとなり、取引開始後は1580.0円(23.5円高)をつけた。先の四半期決算発表で3月通期の営業利益の見通しを増額修正するなど業績が好調で、みずほ証券が24日付で大手商社株の目標株価を引き上げ、伊藤忠商事の目標株価はこれまでの1650円を1800円に見直したことなどが好感されている。

 PERは7倍台なかばのため大手商社株の中でも割安感がある。また、ロシア・プーチン大統領の12月来日を控え、対露経済協力関連銘柄として思惑視する動きもあるようだ。

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