オンコリスバイオファーマが「テロメライシン」拡大を好感しストップ高気配

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■中国、香港、マカオに「がんを切らずに治す」新製剤拡大

 オンコリスバイオファーマ<4588>(東1・売買単位100株)は1日の前場、買い気配のままストップ高の1091円(150円高)に張り付き、売買が成立しなかった。30日付で、「がんを切らずに治す」というコンセプトに基づき開発を進めている「テロメライシン」(R)の中国、香港、マカオにおける独占的ライセンス契約を中国・江蘇恒瑞医薬股分有限公司(以下、ハンルイ社)に供与と発表し、期待が広がった。

 発表によると、この契約締結に伴い、ハンルイ社から契約一時金を受領するほか、今後、ハンルイ社におけるテロメライシンの開発進捗および年間販売額に応じて開発および販売マイルストーンも受領するという。当面の業績は赤字継続の見込みだが、収益基盤が着実に整ってきた印象がある。

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