【銘柄フラッシュ】メディア工房が急伸しスカイマークは安いがHISは小高い

株式市場 銘柄

 29日は、民事再生法の申請を昨夜発表したスカイマーク<9204>(東1)が大引け間際までストップ安売り気配の237円(80円安)で推移し、大引けでストップ安。一方、大株主のエイチ・アイ・エス<9603>(東1)は朝方下げたが終値は3945円(5円高)となり意外に底堅い。また、日本航空<9201>(東1)は1.8%高となり昨年来の高値に進み、ANAホールディングス<9202>(東1)も0.9%高で高値を更新。グループ内や提携先の格安航空会社の過当競争が緩和される期待などがあったようだが、スターフライヤー<9206>(東2)は朝高の後伸び悩み1.4%安となった。

 13時30分に第3四半期決算を発表した新日鐵住金<5401>(東1)は発表直後に2.4%高まで上げたが伸び悩み1.9%安。しかし、一昨日に決算を発表したキヤノンマーケティングジャパン<8060>(東1)は2.0%高となり3日続伸。昨日第3四半期決算を発表したルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)は15.1%高となり急反発。昨日、自社株買いも発表した青山商事<8219>(東1)は16.9%ストップ高。富士フイルムホールディングス<4901>(東1)も3.9%高。

 コロプラ<3668>(東1)は昨日の業績予想の増額修正が好感されて11.3%高の急伸となり、連想が働いてミクシィ<2121>(東マ)は3.2%高、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(JQS)は1.5%高。メディア工房<3815>(東マ)はオンラインゲームの新展開に期待が続き3日連続ストップ高の22.4%高、エイティング<3785>(東マ)は人気ゲームのダウンロード数拡大が好感されて20.5%ストップ高、アクロディア<3823>(東マ)は韓国での展開に期待とされて19.6%ストップ高。アスコット<3264>(JQS)は昨日発表の第1四半期決算が好調で20.3%高となり、アズジェント<4288>(JQS)はネット上のウイルス無害化ソフトなどが言われて2日連続ストップ高の16.4%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る