【株式市場】円反発し日経平均は反落するが資源株やカジノ関連株、バイオ関連株など強い

株式

◆日経平均の前引けは1万7646円51銭(26円11銭安)、TOPIXは1400.28ポイント(0.28ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億179万株

チャート16 2日(金)前場の東京株式市場は、円相場が1ドル113円台に戻る円反発となったため、トヨタ自動車<7203>(東1)が朝方を除いて軟調反落となるなど、主力株を中心に上げ一服模様となった。日経平均は1日に終値ベースで年初来の高値を更新したため安堵感もあり、取引開始から軟調に推移し、11時前に142円33銭安(1万8370円79銭)まで軟化し、前引けも87円67銭安(1万8425円45銭)となった。主な株価指数は概して安い。

 ただ、大手銀行株は堅調で、石油・鉄鋼・非鉄・大手商社などの資源株も総じてしっかり。オーイズミ<6428>(東1)が16%高など、カジノ解禁を含むIR法案の国会審議の動向をにらみながら舵の関連株が活況高。やまびこ<6250>(東1)は農協改革や米国の原油産業復活期待などで高値を更新。オンコリスバイオファーマ<4588>(東1)は「テロメライシン」(R)の中華圏への拡大などが好感されて連日ストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億9284万株、売買代金は1兆3899億円。1部上場1990銘柄のうち、値上がり銘柄数は755銘柄、値下がり銘柄数は1113銘柄となった。

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