東京テアトルは映画「この世界の片隅に」封切り1ヵ月目に期待集まり5%高

株式市場 銘柄

■東宝が「君の名は。」大ヒットの割に値動き重く乗り換える様子も

 東京テアトル<9633>(東1・売買単位千株)は7日、194円(9円高)で始まり約5%高。取引開始後の値上がり率ランキング(東証1部銘柄)で5位前後に躍り出る場面があった。人気拡大中のアニメ映画「この世界の片隅に」を配給し、同作品の観客動員数が11月12日の封切りから9日間で11万人を超え、興行収入も1億6000万円を超えたと伝えられており、間もなく封切りから1ヵ月が到来。動向が注目されている。
 
 また、市場関係者によると、投資家の中には、東宝<9602>(東1)から乗り換える動きもあるという。東宝は映画「君の名は。」を配給するが、映画の大ヒットが伝えられる割に相場が重いため、東京テアトルに目を向ける動きもあるようだ。信用取引動向を見ると、売り残が高水準で買い残の7割に達しており、買い戻しの潜在的な埋蔵量が多いことも注目されている。

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