富士ソフトは「つながる会話」を実現する「フロントエンドAI」注目されて高値更新

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■このAIを搭載した鉄腕アトムのロボット「ATOM」が10月に講談社から販売開始

 富士ソフト<9749>(東1)は13日、3日続伸基調となり、5550円(130円高)まで上げて2001年以来の高値に進み、14時を過ぎても5500円前後で推移している。10日付で、話し手との状況を判断しながら「つながる会話」を実現できるという同社開発の人工知能「フロントエンドAI」に関する発表をリリースしており、引き続き注目が衰えない展開になっている。

 発表によると、この「フロントエンドAI」は、高精度なセンシング能力、高速で正確な分析力、予測する能力、そして状況に適した行動力や会話力を実現したAIで、周辺環境を認識し個人を特定することで、話者と向き合い状況を判断しながら会話を行い、会話文章から意味を解釈して「つながる会話」を実現できるという。このAIを搭載した鉄腕アトムのロボット「ATOM」が10月1日(月)、講談社から全国で販売開始されるとした。(HC)

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