大阪有機化学はスマート衣料用樹脂など好感され後場もストップ高続く

株式市場 銘柄

■9期ぶりに最高益の見込みで10年ぶりに4ケタ回復

 大阪有機化学工業<4187>(東1・売買単位100株)は16日の後場、13時を過ぎても買い気配のままストップ高の1049円(150円高)に張り付き、朝方にこの値で売買されたあとはストップ高買い気配のまま「出来申さず」となっている。心拍数や歩行時の姿勢などを計測できる衣服に好適なスマート衣料用の導電性アクリル樹脂を開発したと16日付の日経産業新聞が伝え、材料視されたようだ。

 業績は好調で、2016年11月期の業績予想では、純利益が07年11月期以来9期ぶりに最高を更新する見込み。株価の4ケタ(1000円台)乗せは2006年以来10年ぶりになり、「こうした局面に特有の「大台固め」を経て一段高に発展する展開をイメージする向きもある。

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