アスカネットが一時ストップ高、BMWの近未来車に使用され注目集まる

株式市場 銘柄

■米国でBMW車の操作可能な空中映像の発生方法に「AIプレート」

 写真集制作や空中結像技術のアスカネット<2438>(東マ・売買単位100株)は12日、一時ストップ高の1324円(300円高)まで上げ、10時を過ぎても23%高の1260円(236円高)前後で推移。東証マザーズ市場の値上がり率1位となっている。11日付で、「ラスベガスで開催された家電見本市CES(コンシューマー・エレクトロニクスショー)で(中略)BMW社ブースにおける操作可能な空中映像の発生方法にアスカネットのAIプレートが使用された」と発表。がぜん、注目が集まった。

 空中結像を可能にするAIプレート(エアリアルイメージングプレート)は同社が特許を有する独自開発品で、2016年10月には、大日本印刷<7912>(東1)が3D(3次元立体)映像が表示できるプロモーションツールを販売開始するなど実用化が始まったばかり。

 株価は、この技術を買い材料に13年から14年にかけて200円台から4400円台まで大相場を形成したことがあり、このときは夢を買う「理想買い」の相場だったとされる。経験則的には、理想買いの後に調整を経て「現実買い」の相場が到来することがあるとされている。

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