アトムリビンテックが第2四半期の予想増額を好感し昨年来の高値を大きく更新

株式市場 銘柄

■営業利益は従来予想を32%引き上げて前年同期比では39%増加する見込みに

家具金物・建具金物などのアトムリビンテック<3426>(JQS)は26日の後場寄り後も10%高の1030円(94円高)前後で推移し、昨年来の高値を大きく更新したまま推移。25日の取引終了後、今6月期・第2四半期の業績予想(2016年7~12月)を全体に増額修正して発表し、見直す動きが強まっている。

 発表によると、新設住宅着工戸数がいまだ本格的な回復に至らない中で、より現場主義に徹した商品開発を目指すなどの努力を傾注し、売上高の増嵩に伴い売上総利益が増加した。営業利益は従来予想を32%引き上げて前年同期比では39%増加する見込みとし、純利益は同じく25%引き上げて38%増加する見込みとした。株価水準はPBR0.5倍前後のため1株純資産からみて割り負けが顕著といえる。

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