【株式市場】円高基調が再燃し日経平均は一時281円安となり7日ぶりに大台を割る

株式

◆日経平均の終値は1万8914円58銭(233円50銭安)、TOPIXは1510.41ポイント(17.36ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億2818万株

チャート14 2日後場の東京株式市場は、円相場が正午頃から再び強含んだ上、安倍首相が訪米準備の一環として3日にトヨタ自動車<7203>(東1)のトップと面会すると伝えられて同社株が一段軟調にスタート。日経平均は時間とともに軟化しながら大引けにかけて281円28銭安(1万8866円80銭)まで下押した。終値での1万9000円割れは1月24日以来7取引日ぶりとなった。中で東証2部指数だけは小高い。

 後場は、13時40分に四半期決算と業績見通しの増額を発表した豊田通商<8015>(東1)が急伸し、14時に四半期決算と見通し増額を発表した三菱商事<8058>(東1)も一気に堅調転換。アイティメディア<2148>(東マ)は自社株買いなどが材料視されて大幅続伸。プラザクリエイト<7502>(JQS)ソフトバンクグループ<9984>(東1)のソフトバンク向けの第三者割当増資などが材料視されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は21億2818万株(前引けは9億6285万株)、売買代金は2兆5703億円(同1兆918億円)。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は296(同724)銘柄、値下がり銘柄数は1635(同1130)銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種(前引けは9業種)が値上がりし、値上がりした業種は、医薬品、卸売り、のみだった。

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