日本パワーファスニングはストップ高、一転黒字の見通しに見直す

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■為替差損が改善し績見通しを増額修正

 日本パワーファスニング<5950>(東2)は9日、10時過ぎにストップ高の201円(50円高)まで上げ、33.1%で東証2部銘柄の値上がり率1位を競っている。集計中の2016年12月期の連結業績見通しを8日の取引終了後に増額修正して発表し、経常・純利益は一転して黒字の見込みとしたことなどが好感された。主に為替差損の改善によるとした。

 16年12月期の連結業績見通しは、売上高を従来予想比1.3%引き上げ、営業利益は同じく16.7%引き上げた。経常利益はこれまで1.3億円の赤字見通しだったが0.3億円の黒字見通しに増額した。12月決算の発表は、前回は2月15日、前々回は2月13日だった。今期・17年12月期の予想などに期待が出ている。

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