WASHハウスは上場来の高値を連日更新、積極出店と大幅増益など好感

株式市場 銘柄

■PER80倍を超えるが上場以来高PERが続くため割高感はない様子

 コインランドリーチェーンのWASHハウス<6537>(東マ)は14日の後場一段高となり、13時40分にかけて7%高の6270円(390円高)まで上昇。2016年11月に上場して以来の高値を2日続けて更新している。10日に2016年12月期の決算を発表し、売上高が前期比52%増加するなど大幅な増収増益となった上、今期、17年12月期の見通しも売上高を37%増、営業利益を27%増とし、好感買いが広がっている。

 同社のFC(フランチャイズ)出店は、コインランドリー機器等をパッケージングして統一価格にて販売しており、2016年度の出店は、福岡県45店舗、熊本県11店舗、山口県9店舗、宮崎県8店舗、佐賀県8店舗、大分県7店舗、長崎県5店舗、広島県5店舗、大阪府4店舗、鹿児島県3店舗の計105店舗と過去最多の出店を行い、当事業年度末のFC出店数は361店舗になった。

 今期の予想1株利益は75円25銭のため、株価はPER80倍を超えるが、16年11月の上場以来、高PERが続いているため、特段、割高感はないようだ。(HC)

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