【株式市場】銀行株など強く好決算銘柄もにぎわい日経平均は大幅反発

株式

◆日経平均の終値は1万9437円98銭(199円00銭高)、TOPIXは1553.69ポイント(14.57ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億459万株

チャート15 15日後場の東京株式市場は、午前中の円安基調が一服し、トヨタ自動車<7203>(東1)などがダレ模様の始まりとなったため、日経平均も前引けの1万9473円50銭(234円52銭高)から多少値を消す水準で一進一退となった。それでも200円高前後で値値を保ち、昨日から大幅反発となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、米金利の上昇を材料に引き続き銀行、保険株が値を保ったほか、三菱商事<8058>(東1)が出資するチリの銅山のスト交渉再開報道などが好感されて一段高。東洋ゴム工業<5105>(東1)は11時に発表の12月決算が好感されて一段高。アドベンチャー<6030>(東マ)は13日発表の四半期決算を見直す動きとされて反発幅を広げて一段高。YKT<2693>(JQS)は15日に12月決算を発表の予定で1月下旬に予想を増額したため期待が強まり急伸。

 東証1部の出来高概算は21億459万株(前引けは11億1172万株)、売買代金は2兆2945億円(同1兆1078億円)。1部上場2001銘柄のうち、値上がり銘柄数は1385(同1491)銘柄、値下がり銘柄数は500(同405)銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種(前引けは32業種)が値上がりし、値上がり率上位は、保険、卸売り、銀行、パルプ・紙、証券・商品先物、化学、不動産、非鉄金属、機械、などだった。(HC)

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