オープンハウスは四半期決算を見直す動き広がり出直り強める

株式市場 銘柄

■大手証券による目標株価引き上げを機に再評価の動き

 オープンハウス<3288>(東1)は17日、出直りを強まる相場になり、14時過ぎに7%高の2764円(183円高)まで上げて出来高も増勢となっている。第1四半期決算(2016年10~12月・連結)は2月14日に発表し、翌15日は6%安となったが、売上高は前年同期比15%の増加、純利益は同7%の増加となるなど好調。16日には、大和証券が目標株価を引き上げてそれまでの3700円から4000円に引き上げたと伝えられ、見直し買いが広がってきたようだ。

 今期・2017年9月期の連結業績予想は据え置き、売上高は前期比21%の増加を、純利益は同18%の増加を見込む。予想1株利益は391円76銭とするため株価水準はPER7倍前後。戸建て住宅銘柄はPERが低めだが、その中でもやや低めになっている。(HC)

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