海帆(かいはん)は7日続伸基調、2月末に株式2分割の予定

海帆

(写真=第14期中間株主通信から)

■上位株主に証券会社の名義が多くて思惑を強める様子も

 レトロな雰囲気の居酒屋などを展開する海帆(かいはん)<3133>(東1)は17日の後場一段と強含んで1235円(39円高)まで上げ、昨日までの6日続伸に続き上値を追う相場になった。2月28日の最終株式名簿に記載された株主の所有株式数を1株につき2株に分割すると2月10日に発表。分割好感相場が続いている。

 今期・2017年3月期の連結業績見通しは、売上高を前期比10%増加とする一方、営業利益は同25%減、純利益も同31%減を見込む。しかし、この見通しは第2四半期決算を発表した16年11月から変わらず、株価には完全に織り込み済みのようだ。上位株主に証券会社の名義が多く見られるため、ベテラン市場関係者の中には、このところの上げ相場と合わせて思惑を強める様子もある。(HC)

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