【銘柄フラッシュ】FDKなど急伸しトランプ大統領の国防予算など材料に石川製作所などが動意

銘柄

 28日は、米トランプ大統領がインフラ整備や国防に大規模予算を組む方針と伝えられ、防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)が後場寄り後に一段高の場面を交えて大引けは14.1%高となり東証1部の値上がり率3位。メディアドゥ<3678>(東1)は類似企業の買収などが好感されて11時頃にはストップ高に達しそのまま24.0%高。ネオス<3627>(東1)は27日発表の「病気予防度を評価する医療費抑制支援システム」に関する連携や28日発表の「中国で『WeChat』(微信)対応のプリペイドサービスをリリース」などが好感されて7.1%高。藤森工業<7917>(東1)は米国のインフラ整備で恩恵を受けるとされて昨年来の高値に急接近の5.9%高。ヤマシンフイルタ<6240>(東1)も同様の見方で5.6%高。

 FDK<6955>(東2)は28日付で「高エネルギー密度を有する全固体リチウムイオン電池用正極材料を開発」と発表しストップ高の42.0%高。日本食品化工<2892>(東2)は業績・配当予想の増額などが好感されてストップ高の18.1%高。日本アビオニクス<6946>(東2)は防衛関連株の一角で7.5%高。

 グレイステクノロジー<6541>(東マ)は3月末の株式4分割に期待衰えず20.4%高となり上場来高値。レノバ<9519>(東マ)は上場4日目で低PERなどが言われて連日高値脳新の17.0%高。同じく上場4日目となったユナイテッド&コレクティブ<3557>(東マ)はPER比較割安などが言われて一時ストップ高16.1%高まで上げて連日高値を更新。

 チヨダウーテ<5387>(JQS)は主力建材などが民泊用の建物に需要拡大との見方があり2日連続ストップ高の18.0%高。細谷火工<4274>(JQS)は照明弾や発炎筒の大手で防衛関連株として注目されストップ高の16.5%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る