【株式市場】NY急伸など好感し日経平均は一時274円高となり主な株価指数はそろって高い

株式

◆日経平均の前引けは1万9643円62銭(250円08銭高)、TOPIXは1571.55ポイント(18.46ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億2727万株

チャート11 2日(木)前場の東京株式市場は、米トランプ大統領の幅広い減税方針などを受けてNYダウが急伸したことなどが好感され、株価指数先物主導型で日経平均は取引開始後に274円47銭高(1万9668円01銭)まで上げた。その後は、米ウォールストリートジャーナル誌の報道として、米国政府が北朝鮮への武力攻撃などの選択肢を検討と伝えられたため様子見気分が広がり、日経平均は上下83円幅の小動きとなった。前引けは250円08銭高の1万9643円62銭。東証マザーズ指数や日経JASDAQ平均など、主な株価指数はそろって高い。

 日米の株高を受け、第一生命ホールディングス<8750>(東1)が資産運用環境の好転への期待などで昨年来の高値を更新し、コマツ<6301>(東1)森尾電機<6647>(東2)など、米国のインフラ投資関連株も高い。三井金属<5706>(東1)などの非鉄・鉱山株が市況高などを受けて高い。オウチーノ<6084>(東マ)は大株主・穐田誉輝(あきたよしてる)氏の新任取締役などに思惑が広がりストップ高。

 東証1部の出来高概算は12億2727万株、売買代金は1兆2957億円。1部上場2003銘柄のうち、値上がり銘柄数は1493銘柄、値下がり銘柄数は369銘柄となった。(HC)

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