【株式市場】NY株の最高値など受け日経平均は一時117円高となり材料株など強い

株式

◆日経平均は2万1699円93銭(61円77銭高)、TOPIXは1587.68ポイント(8.14ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億1035万株

チャート13

 7月4日(木)前場の東京株式市場は、NY市場でS&P500種が3日連続最高値を更新し、NYダウ、NASDAQ総合も最高値を更新したため、株価指数の先物が強く、日経平均は102円高で始まった直後に117円47銭高(2万1755円63銭)まで上げた。3日に四半期決算を発表したニトリHD<9843>(東1)や、スマートフォン市場でSIMフリーが人気と伝えられ日本通信<9424>(東1)などが高い。日経平均は朝寄り後を高値に一進一退となり、前引けは61円77銭高(2万1699円93銭)となった。東証2部指数は軟調だが、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

アクセルマーク<3624>(東マ)はブロックチェーン技術を用いた新ゲームなどが注目されて一時4日連続ストップ高となり、モブキャスト<3664>(東マ)はIPコンテンツのライツマネジメント企業の株式取得が注目されて急伸。ASIANSTAR(エイシアンスター)<8946>(JQS)は中国企業との提携が注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億1035万株、売買代金は7382億円。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は1496銘柄、値下がり銘柄数は539銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は30業種となり、値上がり率上位の業種は、海運、電力・ガス、情報・通信、不動産、証券・商品先物、鉱業、水産・農林、小売り、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る