【株式市場】大幅な円高など受け日経平均は一時667円安、2万9000円割れは3月26日以来

株式

◆日経平均は2万8462円20銭(638円18銭安)、TOPIXは1884.46ポイント(41.79ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億3656万株

 4月21日(水)前場の東京株式市場は、円相場が昨日夕方に比べ30銭前後も円高で始まったこと、NY株続落などを受け、日経平均は440円安で開始の後もジリ安基調となった。ソフトバンクG<9984>(東1)は読売新聞の好業績報道などで小高い。しかし、日経平均は11時過ぎに667円41銭安(2万8432円97銭)まで下げて前引けとなった。取引時間中の2万9000円割れは3月26日以来。

 ユーグレナ<2931>(東1)はバイオディーゼル燃料の供給先拡大などで堅調。インタートレード<3747>(東2)はデジタル通貨・デジタル給与関連株とされ再び出直り拡大。ヤマシナ<5955>(東2)、ブティックス<9272>(東マ)は業績予想の増額修正が好感され急伸。ロングライフHD<4355>(JQS)は加齢に伴い体内での生産量が減りるビタミンに似た物質の新サプリ発売などが材料視され高い。

 東証1部の出来高概算は6億3656万株、売買代金は1兆2792億円。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は100銘柄、値下がり銘柄数は2059銘柄。また、東証33業種別指数は全33業種が値下がりした。(HC)

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