アイビー化粧品は上場来の高値に迫る、「上代金額で200億円超の注文」など好感

株式市場 銘柄

■3月末には株式2分割、投資金額が低くなり新たな投資家が増加する期待

 アイビー化粧品<4918>(JQS)は27日の後場、一段高の始まりとなり、取引開始後に20%高の1万4080円(2370円高)まで上げて3月13日につけた上場来の高値1万5220円に迫っている。24日の取引終了後、今期・2017年3月期に上代金額で200億円超の注文を販売会社より受けたと発表。業績拡大への期待が広がった。

 発表によると、「上代」は製品の定価ベースで計算した売上高。「販売会社とは上代金額で目標を共有化しており、過去に上代金額で200億円を超えたことがなかったが、創業40周年目で初めて上代売上で200億円に到達した」。

 また、同社は2017年3月31日の最終の株主名簿に記載記録された株主の有する普通株式数を1株につき2株の割合をもって分割すると発表済み。分割を確保するための投資期限(買い付け期限、権利付最終日)は3月28日になる。分割によって最低投資金額が低くなり、新たな投資家が増加するとの期待がある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る