【引け後のリリース】リロ・ホールディングが業績・配当予想を増額

引け後のリリース

■企業福利厚生など好調で最高益を更新しり12年連続の増配

 リロ・ホールディング<8876>(東1)は12日の大引け後、2015年3月通期の業績予想と配当予想を増額修正し、営業利益は従来予想の84.5億円を87.0億円に3%引き上げ、純利も同じく58.0億円を60.0億円に引き上げた。企業福利厚生のアウトソーシング事業に好調などが要因で、最高益を更新することになる。

 3月期末配当は、従来予想を3円増額して1株当たり123円の見込みとした。かねてから利益還元を重要課題と位置づけ、配当性向を30%前後を目安としており、業績予想が期初予想を上回ったことから増配する。これにより12年連続の増配になる。

株価は2013年秋頃の4000円台から長期上昇基調を続けており、15年2月に1万60円まで上げて直近も1万円をはさむ推移となっている。高値をつけてからの調整が浅く、もみ合い期間がこの上昇基調の中では1カ月程度で再び上値を指向する傾向が見られる中で、今回は早めのスタートとなりそうだ。

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