ファイズはストップ高で上場来の高値、ネット通販物流の拡大に期待強い

株式市場 銘柄

■3月15日に上場し17年3月期の営業利益は2.6倍の見通し

 ファイズ<9325>(東マ)は31日も急伸し、前場ストップ高の6100円(1000円)まで上げて後場はそのまま買い気配で始まった。3月15日に上場し、EC(電子商取引)サイト運営企業などの物流拠点や配送会社などの業務一括請負などを展開。ヤマトホールディングス<9064>(東1)の宅急便の「激務」問題を受けて受注拡大の期待などが強いとの見方が出ている。

 上場時に発表した2017年3月期の業績見通し(個別)は、売上高が前期比46.7%増の51億2500万円、営業利益は同2.6倍の2億9800万円、純利益は同3.8倍の1億8000万円、1株利益は83円97銭。今朝の株価はPER73倍になるが、大幅な増益率などが注目されているようだ。計算上は、仮にPER80倍まで買うとすれば6718円まで上げるもとになるとして算段する様子もある。(HC)

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