イメージ情報開発がストップ高、引き続き新株予約権の一部譲渡と行使完了を材料視

株式市場 銘柄

■譲渡先は協業先を探していた先端的IoT事業会社とされ注目集まる

 イメージ情報開発<3803>(JQS)は12月6日、再び急伸し、取引開始後にストップ高の1127円(150円高)に達して戻り高値を更新した。11月30日の取引時間中に「新株予約権の一部譲渡及び行使完了に関するお知らせ」を発表し、この日一気にストップ高となってから急伸相場が続いている。今朝も全体相場は下押して始まったため、値動きの軽い材料株として個別物色の対象になっているようだ。

 発表によると、2018年3月に発行した第1回新株予約権は、当初、同社の代永衛代表取締役に割り当てた。今回、新たに割当先から本新株予約権1800個(18万株)を譲渡することについて承認の要請があった。譲渡先はネクストフィールド株式会社(東京都港区)で、LoRaAlliance(LoRa企画を推進する協会:全世界で600団体が参画)の日本における数少ないコントリビュートメンバー企業。安全な双方向通信と移動体及び分散型サービスなど、IoTの重要な要件を満たすことを目標にした規格などを手掛け、こうしたIoT事業での協業先を探していたという。(HC)

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