【株式市場】米国の対日赤字が縮小し円高懸念など遠のき日経平均は急反発の一時131円高

株式

◆日経平均の前引けは1万8861円68銭(51円43銭高)、TOPIXは1505.44ポイント(0.90ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億2882万株

チャート2 5日(水)前場の東京株式市場は、米国の2月の貿易収支の中で対日赤字は縮小したと伝えられたため円高懸念が後退し、ファナック<6954>(東1)などが朝から反発した。日経平均も90円高と反発して始まり、取引開始後に一時131円69銭高(1万8941円94銭)まで上げ、前引けも51円43銭高(1万8861円68銭)と堅調だった。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

 日清オイリオグループ<2602>(東1)が三菱UFJモルガン・スタンレー証券による新規注目開始の見方や製品値上げできる実力などが好感されて年初来の高値を更新し、JFEコンテイナー<5907>(東2)は業績拡大期待など強いようで急反発。串カツ田中<3547>(東マ)は月次好調で一時ストップ高。夢の街創造委員会<2484>(JQS)も高い。

 東証1部の出来高概算は9億2882万株、売買代金は1兆590億円。1部上場2012銘柄のうち、値上がり銘柄数は910銘柄、値下がり銘柄数は950銘柄となった。(HC)

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