JPホールディングス出直り強める、保育定員拡充報道など好感

株式市場 銘柄

■横浜市では保育所の利用申請が過去最多の6.5万人に達したと伝えられる

 保育園運営の最大手・JPホールディングス<2749>(東1)は27日、大きく出直る始まりとなり、10時にかけては6%高の307円(17円高)前後で推移。3月27日以来の300円台回復となっている。会社側発表のIRニュースなどは特段出ていないが、新聞報道などで、東京都・港区が保育定員を約1000人増やすことや、横浜市の保育所利用申請が最多の6.5万人に達したと伝えられたことなどが材料視されたようだ。
 
 業界全体の動向として、保育士不足により園児を受け入れられない状況が続いており、同社の業績動向も人件費の動向が注目点のひとつとされる。しかし、株価は2月から3月にかけて250円前後から334円まで34%上げ、その後の調整は上げ幅の3分の2前後で一巡した。テクニカル的には調整十分の態勢になり、再び上値を目指す可能性が出てきたとの見方がある。(HC)

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