【株式評論家の視点】燦キャピタルマネージメントは、バイオマス燃料製造事業の用地取得、5月12日に3月期決算を発表

株式評論家の視点

  燦キャピタルマネージメント<2134>(JQS)は、4月19日に同社孫会社であるがSUN-BIOMASS社が出資したSPC(特別会社)、TRANG-BIOMASS社によるタイにおけるバイオマス燃料製造施設建設のための事業用地を取得したと発表した。

 今後、SUN-BIOMASS社は、日本のエネルギー商社の資本参加を受け入れる一方、TRANG-BIOMASS社は、各種許認可取得作業と SUN-BIOMASS社を含む第三者からの出資やローンによる資金調達作業を行い、製造設備が完成次第、当該日本のエネルギー商社へバイオマス燃料を販売する方針に則って、バイオマス燃料製造事業を行うための詳細を詰めていく予定で、本事業におけるTRANG-BIOMASS社が獲得する収益の中からの配当収入を見込むほか、当該施設が順調に稼働した場合は、長期間に亘って安定的な収益が確保できる見通し。

 前17年3月期業績予想は、売上高が2億8300万円(前期比10.4%減)、営業損益が2億3900万円の赤字(同9400万円の赤字)、経常利益が2億6600万円の赤字(同1億5700万円の赤字)、最終損益が2億7700万円の赤字(同1億9300万円の赤字)になる見通しだが、18年3月期に向けて、昨年11月の増資に基づく、国内外のクリーンエネルギー分野への投資および国内インバウンド関連の不動産分野への投資について、マーケティング調査、研究等々の活動を行っているが、特にクリーンエネルギー分野へ注力していることが注目される。

 株価は、昨年12月1日高値115円から4月12日に年初来の安値57円と5割調整した後、モミ合っているが、値ごろ感は出ており、5月12日に予定される3月期本決算の発表を機に底入れ機運が高まる可能性はある。(株式評論家・信濃川)

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