力の源HDが22%高、正午前の決算発表など好感し後場一段高

株式市場 銘柄

■今期はフードコート店の積極展開などにより営業利益36%増加を見込む

 力の源ホールディングス<3561>(東マ)は12日の後場寄り後に一段高の2563円(456円高)まで上げ、22%高で東証マザーズの値上がり率トップに進んでいる。博多ラーメン「一風堂」などを展開し、11時30分に2017年3月期の連結決算と3月に株式を上場した記念配当を発表。出来高もすでにこのところの一日平均を上回っている。3月に3655円の上場来高値があり、この頃よりも業績見通しが拡大したため、3000円台回復には現実味が出てきたとの見方が出ている。

 17年3月期の連結業績は、売上高が前期比8%増加して224.3億円となり、営業利益は同21%増加して6.1億円となった。今期・18年3月期の見通しは、投資額が小さく投資回収期間の短いフードコート(大型商業施設内の飲食店街)店の積極展開などを進め、売上高を12%増の251.3億円、営業利益を36%増の8.3億円などとし、予想1株利益は41円32銭とした。(HC)

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