フォーカスシステムズが連日ストップ高、マイクロソフトとの連携を好感

株式市場 銘柄

■サイバー犯罪の証拠データ分析の高速化で分析時間を3日から半日に短縮

 フォーカスシステムズ<4662>(東1)は2日、買い気配のままストップ高の875円(150円高)に達し、2日連続ストップ高。本日は10時にかけてまだ売買が成立していない。引き続き、1日付で、サイバー犯罪の証拠データ分析の高速処理化に向けて日本マイクロソフトと連携すると発表したことが好感されている。

 マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure(以下Azure)」を活用した警察機関向け証拠データの高速処理化を実現するソリューション「サイフォクラウド」を1日から提供開始した。実証試験の結果により、従来の分析時間を3日から半日に短縮する結果になった。

 業績が好調で、2016年3月期に最高益を更新したあとも高水準で推移するため買い安心感がある。テクニカル的には、1年半以上続いたモミ合い相場を抜け出した形になり、2014年から15年にかけて300円台から800円台まで上げた大相場に続く2段上げ相場がイメージできそうになってきたとの見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る