【株式市場】NYダウ反発は好感するが英総選挙などを前に様子見気分が強く日経平均は小幅高

株式

◆日経平均の前引けは1万9993円97銭(9円35銭高)、TOPIXは1598.21ポイント(1.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億3735万株

チャート5 8日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの3日ぶり反発などが好感されてコマツ<6301>(東1)などが高く始まったが、トランプ大統領が更迭した前FBI朝刊の公聴会証言、英国の総選挙の投票などがあるため様子見気分があり、日経平均は朝方の76円60銭高(2万61円22銭)を高値に一進一退となった。前引けは9円35銭高。東証2部指数は小安い。

 個別物色の展開になり、日本水産<1332>(東1)はタコの完全養殖報道などが好感されて活況高。アークランドサービス<3085>(東1)は株式2分割発表が好感されてストップ高。サイバーステップ<3810>(東マ)はオンラインゲーム好調との見方に加えモバイルデジタル・オーディオ・ワークステーションが話しかけて家電を操作する近未来機器につながるとの期待もあり急伸。買取王国<3181>(JQS)は5月の月次動向の4ヵ月連続増加が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億3735万株、売買代金は1兆203億円。1部上場2017銘柄のうち、値上がり銘柄数は1132銘柄、値下がり銘柄数は699銘柄となった。(HC)

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