ゼンリンが年初来の高値、自動運転技術に関連し大手証券の投資判断引き上げなど好感

株式市場 銘柄

■「島しょ部」の住宅地図も初出版し全市区町村の地図データ創業記念日に完成

 地図情報などのゼンリン<9474>(東1)は19日、10時30分を過ぎて6%高の2746円(162円高)前後で推移し、東証1部の値上がり率ランキング5位前後。一時8%高の2800円まで上げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新した。産業革新機構などと自動運転用の高精度3D(3次元)地図データ研究・開発ベンチャー企業に出資するなど材料性があり、19日は、大和証券が投資判断をこれまでの「3」を「2」に引き上げ、目標株価も2440円から3120円に引き上げたと伝えられ、買い安心感が広がったようだ。

 16日付では、東京都の島しょ部7村の住宅地図帳を初めて出版したと発表。これにより、日本全国1741市区町村(市791、特別区23、町744、村183、北方4島を除く)の住宅地図データが全て整備できたとした。同日は同社の創業記念日。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る