ナノキャリアは米国での特許など好感し活況高

株式市場 銘柄

■このところ米国での指定・査定が続き材料が豊富な銘柄と注目度高まる

 がん領域に特化した創薬ベンチャー、ナノキャリア<4571>(東マ)は21日、5%高の750円(39円高)まで上げて売買活発となり、14時を過ぎては715円前後で推移。21日の10時、同社の次世代型プラットフォーム技術である核酸医薬のデリバリー技術が米国の特許庁から特許査定を受けたと発表。注目されている。

 19日の前場には、軟部肉腫を対象として開発中の物質がFDA(米食品医薬品局)からオーファンドラッグ(希少疾病に対する新薬開発)指定を受けたと発表。この日は一時778円まで14%高となった。21日は14時現在でまだこの高値を抜いていないが、創薬関連の期待材料が豊富な銘柄として注目度が高まっている。現段階では戻り売りに押されて伸び悩むケースが多いが、経験則的には、こうした高下を繰り返すうちに売り注文が後退し、フッ切れたように急伸する場合もあるようだ。(HC)

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