朝日ラバーが高機能ICタグ部品など注目され大きく出直る

株式市場 銘柄

■セルフレジの増加などとともに今期5割増加の見方も

 朝日ラバー<5162>(JQS)は20日、3日続伸基調となって大きく出直り、一時12%高の1026円(112円高)まで上げた後も強い展開となっている。高機能のICタグであるRFIDタグ向けのゴム部品に注目する動きがあるとされ、一説では、セルフレジの増加などとともに17年3月期は4割近く拡大し、18年3月期には5割近く拡大するとの予想が出ているようだ。

 業績は好調で、2017年3月期に連結純利益が最高益を更新した後も高水準の推移が続く見通し。加えて、銘柄特性としては「動き出せば50円幅、100円幅が簡単に抜ける」(市場関係者)との見方があり、材料株として注目する向きもあるようだ。(HC)

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