INESTは第三者割当増資など材料に再び上値を追う

株式市場 銘柄

■新規事業が立ち上がりタイミングをとらえ更なる積極投資を計画

 INEST(アイネスト)<3390>(JQS)は18日の後場一段高となり、13時を過ぎて22%高の122円(22円高)まで上げ、3日ぶりに2015年以来の高値を更新した。モバイル機器販売やシステム開発などを行い、7月4日付で筆頭株主の光通信<9435>(東1)など2社に向けて第三者割当による増資を発表。この前日から急動意となり、以後、断続的に上値を追う相場になっている。手取概算額347,805,912円の活用などに期待注目が強いようだ。

 新規事業として、商業施設の店舗などを利用層とする予約メディアなどのソリューションサービスや、旅行代理店に対する予約メディアなどのソリューションサービス提供を開始し、「実際にメディアからの旅行代理店への送客を開始したことにより、平成29年3月期に数千万円規模の売上が立ちあがり始めるなど、ある程度の成果が期待できる実績が表れていることから、このタイミングで更に新規事業に対する積極投資を行う」(発表リリースより)などとしている。(HC)

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