フルッタフルッタがストップ高、アスラポート・ダイニングとの連携など好感

株式市場 銘柄

■抗酸化成分など注目される果実「ピタヤ」のトロピカルパフェなど提供

 南米産フルーツ製品を製造販売するフルッタフルッタ<2586>(東マ)は19日、買い気配の後ストップ高の866円(150円高)で始まり、値上がり率21%で9時30分を回って東証マザーズ銘柄の値上がり率1位となっている。18日付で、アスラポート・ダイニング<3069>(JQS)が展開する釜飯と串焼の「とりでん」のメニューにフルッタフルッタの「太陽のピタヤソーダ―フロート」「真夏の南国トロピカルパフェ」が登場すると発表。注目されている。

 「ピタヤ」は、発表によると、サボテンの仲間の果実。果肉が赤いレッドピタヤにはベタシアニンという鮮やかなピンクの色素が含まれ、抗酸化成分として注目されている。ピタヤはその他に葉酸や鉄分も含み、女性の美と健康に嬉しい機能性が期待されるフルーツだという。

 フルッタフルッタの株価は10ヵ月近く700円前後を下値に底練り型の横ばい相場が続いており、時々上値を試すような動きがある。19日のストップ高も、週足チャートなどで見るとまだ瞬間高の域を出ないが、明日も上値を追うようならこれまでとは異なる相場に発展する可能性があるようだ。(HC)

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