東証2部に移籍の東芝は5%高、一方、日経225種に交代採用のセイコーエプソンは組み入れ買いの峠越え急反落

株式市場 銘柄

■セイコーエプソンは売買代金1位となり買い需要も旺盛

 東芝<6502>(東2)は1日の後場、5%高の259.0(13.0円高)で始まり、前場に続いて2日続伸基調の出直り相場となっている。8月1日の売買から東証2部に移籍(指定替え)となり、東証1部銘柄で算出する日経225種平均株価やTOPIX(東証株価指数)などの構成銘柄から外れたが、これにともなう売却は7月末日で峠を越えたとの見方が出ている。直近は、指数除外による売りを想定してカラ売りを仕掛けていたヘッジファンドなどによる買い戻しが優勢になったようだ。

 一方、東芝に代わって日経225種平均株価に採用されたセイコーエプソン<6724>(東1)は後場、5%安の2774円(137円安)で始まり急反落となっている。指数採用にともなう機械的な組み入れ買いは7月31日の終値を目安に執行され、こちらは買いの峠を越えたようだ。ただ、13時にかけては東証1部の売買代金1位となっており、売りとともに買いも旺盛な展開になっている。(HC) 

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