コメダホールディングスが大きく出直る、月次動向の発表が迫り期待再燃

株式市場 銘柄

■6月の上場来高値2007円を意識

 コメダ珈琲店チェーンのコメダホールディングス<3543>(東1、名1)は7日、大きく出直って始まり、取引開始後に5%高の1906円(97円高)まで上げて8月24日以来の1900円台回復となった。毎月10日に月次動向(月次開示情報)を発表しており、注目が再燃したとの見方が出ている。

 前回発表の7月分は、前年同月に東証上場効果などにより好調に推移した反動があり、台風の影響も加わって既存店の売上高は前年同月の98.0%だった。一方、全店の売上高は期初からの増勢を継続して同109.9%だった。17年6月に上場来高値2007円をつけており、再び2000円台を目指す期待が出ている。(HC)

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