技研興業が連日急伸、「太陽フレア」も買い材料に加わり注目度一段と増す

株式市場 銘柄

■2005年、14年の高値を上抜き十数年来の雄大な相場の期待も

 技研興業<9764>(東2)は8日も上値を指向して始まり、取引開始後に480円(45円高)をつけて5日連続の高値更新となった。引き続き電磁波・放射線シールド施設などの特殊施設が注目され、8日は、通常の1000倍とされる太陽フレア(太陽表面での巨大な爆発現象)が観測されたことも材料視されている。

 株価材料としては、これまでの北朝鮮による「核電磁パルス攻撃」への対策銘柄という受け止め方に加え、「太陽フレア」対策銘柄としての期待が加わる形になった。東証は8日の売買から同社株を日々公表銘柄に指定したが、テクニカル的に見ると、2005年につけた高値380円、14年につけた高値370円を上抜いてきたため、十数年来の大きなもみ合い相場を抜け出したことになり、雄大なもみ合い離脱相場が期待できるとの見方が出ている。(HC)

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