【銘柄フラッシュ】ダイニックなど急伸し14日上場のウォンテッドリーは買い気配のまま初値つかず

株式市場 銘柄

 14日は、北朝鮮のアジア地域関連組織が、日本列島を核兵器で海に沈め、国連を廃墟と暗黒にする、といった意味の声明を発したと伝えられ、防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)が14時30分過ぎにかけて一段高の22%高となったが、その後は急速に値を消して9.5%高。このところ電磁波障害対策や核電磁攻撃を手がかりに人気の技研興業<9764>(東2)も後場急伸して一時ストップ高の16.6%高となったが、大引けは16.3%高。

 東証1部の値上がり率1位はダイニック<3551>(東1)となり、「iPhoneX」(アイフォーン・テン)の登場を契機とした有機ELパネル関連株人気の再燃に乗り「有機EL水分除去シート」が注目されストップ高の39.2%高。

 2位はHamee<3134>(東1)の15.7%高となり13日発表の四半期業績が好感されて急伸。

 3位はヤーマン<6630>(東1)となり、やはり13日発表の四半期業績が好感されてストップ高の15.1%高。

 14日上場のウォンテッドリー<3991>(東マ)は前後場とも買い気配をセリ上げて初値がつかず、大引けは公開価格1000円の2.3倍の2300円で買い気配。気配値で上げ続ける場合の本日上限値段に達した。

 石井表記<6336>(東2)は13日に通期業績予想の大幅増額を発表し一時ストップ高まで上げ、大引けも大幅高を保ち28.2%高。北日本紡績<3409>(東2)はアラミド繊維を生産し防衛関連株との位置づけで大きく出直り9.1%高。

 メディアシーク<4824>(東マ)はAI(人工知能)とともに最先端のBrainTech(脳神経科学)応用の新ソリューションサービスに取り組むことなどが注目されてストップ高の19.5%高。FRINGE81(フリンジハチイチ)<6550>(東マ)は社労使法人との提携などが好感されて出直りを強め9.9%高。

 第一化成<4235>(JQS)は2019年度までの3年中期計画順調との見方があり10.3%高。システムデイ<3804>(JQS)は14時に第3四半期決算を発表して一時20.2%高まで急伸し大引けは7.6%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る