昭和真空は第2四半期、通期業績予想の修正を発表

株式市場 銘柄

■期初受注残に加え受注が堅調に推移し、生産面で量産効果や工場の稼働率向上、原価低減を実現

 水晶デバイス製造装置の昭和真空<6384>(JQS)は、第2四半期、通期業績予想の修正を発表した。

 第2四半期の売上高は前回予想を下回るものの、利益面では当初予想を大幅に上回る見込み。

 大幅増益の要因としては、期初受注残に加え受注が堅調に推移し、生産面で量産効果や工場の稼働率向上、原価低減などが挙げられる。

 第2四半期の売上高は前回予想を1億87百万円下回るものの、営業利益を2億75百万円、経常利益を2億62百万円、純利益を55百万円上方修正した。

 その結果、今期18年3月期第2四半期連結業績予想は、売上高58億12百万円(前年同期比30.69%増)、営業利益8億95百万円(同49.42%増)、経常利益8億82百万円(同71.59%増)、純利益6億15百万円(同44.37%増)と大幅増収増益を見込む。

 第2四半期の業績予想が大幅増収増益を見込むことから、通期業績予想を上方修正することになった。

 売上高を9億30百万円、営業利益を5億36百万円、経常利益を5億50百万円、純利益を3億57百万円上方修正した。

 その結果、18年3月期通期連結業績予想は、売上高116億30百万円(前期比34.60%増)、営業利益14億76百万円(同57.36%増)、経常利益14億70百万円(同63.70%増)、純利益11億27百万円(同58.73%増)を見込む。

 ちなみに、一株当たり純利益は、前期の115円29銭から今期は183円06銭となる。

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